はじめに

フォスフォールとは、役者仲間によりパリで設立された劇団です。 現在は、トゥールーズの国立劇場で役者になったことから、2020年にトゥールーズと言う町に拠点を移しました。我々は現実の世界か、夢の世界かと言う問題を念頭に置き、作品を上演します。 加えて、私自身が日本文化や日本芸術に強く関心がありますので、私の演出する作品にはそれらの要素が見られると思います。

5月現在

2013年:パリ「三原色」演出(三島由紀夫)
2016年:パリ「地獄の季節」演出(アルチュール。ランボー)
2017年:パリ「破れた翼」演出(創作)
2019年:トゥールーズル「出発」(創作)
2023年:トゥールーズル「地獄の季節」ソロのバーシオン、演出(アルチュールランボー)

我々の哲学

お客様へ

我々にとって演劇とは、様々な人間が一か所に集まり、想像を駆使して存在し得ない世界を作り上げることです。
これは、我々の一番の目的であり、また、それらをお客様と共有出来る機会を作ることを目標としています。
お客様がいなければ、我々も存在しないも同然です。従って、観客の喜びを常に念頭において舞台を演じています。
詳細

我々の芸術的な意思

ポエティックな世界へ

皆様がよくご存じの世界をお見せするより、我々がこの世界に反響を呼ぶ、想像的な世界を作ります。 そうすることで、日常的な世界から離れた、客観的な視点を持つことが可能になるかもしれません。 例え観客に別の世界をお届けできないとしても、お楽しみ頂けるように努めています。

具体的な試み

新しい創作と日本の雰囲気

新しい創作・及び日本的要素現代戯曲、創作戯曲、現時点で演出されていない戯曲に興味があります。私の創作戯曲は、俳優各自の性格を考慮して創り出した作品です。今後は特に日本人作家の戯曲を演出したいと望んでいます。特に、三島由紀夫の戯曲全集をフランス語に翻訳した作品を演出したいと考えています。どんな形であれ、日本との関係を築き上げて行ければと願っています。
過去・そしてこれからの演出予定

我々は。。。

経験したくて、観客と分かち合う

共に国立芸術大学で学んだ30歳前後のアーティスト達です。フォスフォール劇団のメンバー全員はたった一つの目的を目指しています。それは、劇とアートで世界を変えること。少なくとも、我々の舞台を体験することで、この世界の現実を生き抜いていく力を与える助けになれば、と考えています。
フォスフォール・メンバー紹介
お問い合わせ
compagniephosphore@gmail.com